65回九州歯科医学大会野球大会

準決勝敗退、開催県優勝ならず。

 1014日(日)、熊本市東区石原町の熊本県民総合運動公園野球場に於いて、第65回九州歯科医学大会野球大会が行われた。平成12年の福岡県以来12年ぶりとなる開催県優勝を目指したが、準決勝で大分県に敗れた。

 

1回戦

先制されるも中盤集中打で逆転、山口完投。

宮崎 2 0 0 0 0 0 0  2

熊本  0 0 4 0 1 0 x  5

(宮)前田、土持―江藤

(熊)山口―渡辺洋

▽二塁打 山崎(宮)、山口(熊)

 初回、山口は一死一塁二塁で、4番打者に左中間突破の二塁打を浴びて2点の先制を許した。熊歯は1、2回こそ相手先発投手の前に無得点であったが、3回に先頭の渡辺洋が死球で出塁。続く西は三塁ゴロに打ち取られるが、悪送球となり無死二塁三塁のチャンスを迎えた。続く田中が中堅への飛球を打ち上げて、犠飛と思われたが、三塁走者の渡辺洋が本塁で憤死して併殺となった。チャンスが途絶えたと思われたが、井口の左前打(送球間に二塁進塁)で1点差に迫ると、続く井野の中前打で同点、山口の左越え二塁打で逆転、さらに河合の左前打で1点を加えて、この回4点と逆転した。5回にも井口のこの試合3本目となる左前打で1点を追加した。山口は序盤こそ制球に苦しんだが、立ち直り4回以降は失策で許した走者のみで、7回2失点の完投勝利であった。

 

準決勝

山口乱調7失点、終盤反撃も及ばず。

大分 6 1 0 1 0 0  8

熊本  0 0 0 0 2 1  3  (6回時間切れコールド)

(大)矢野剛、武藤秀、矢野剛―武藤晃

(熊)山口、河合、上田―渡辺洋

▽二塁打 河合(熊)、右山(熊)、中島(熊)、矢野剛(大)、武藤晃(大)

 初回、山口は失策絡みで先制を許すと、打者一巡の攻撃で6点を奪われる。続く2回にも1点を追加されると、この回で降板した。結局、山口は2回7失点(自責5)であった。打線は相手先発の前に3回を完全に封じ込まれていたが、5回に2番手投手から右山の左二塁打などで2点を返すと、さらに6回には、三塁から再登板となった矢野剛から中島の右中間二塁打で1点を返した。しかしながら、序盤の失点が大きく反撃が及ばなかった。

 

その他結果

1回戦

大分10-1佐賀

福岡 1-2鹿児島

長崎 4-0沖縄

準決勝

鹿児島1-3長崎

決勝

大分 8-3長崎

最優秀選手賞

矢野 剛(大分)

敢闘賞

井上康一郎(長崎)

本大会の詳しいスコアテーブルは熊歯野球部ホームページ参照

http://www012.upp.so-net.ne.jp/renkyu/

 

謝辞:開会式と閉会式にご協力と試合の応援を頂きました浦田健二会長以下執行部の先生方ならび事務局の方々。また、早朝からお手伝い頂きました(株)カドカワの吉住 央氏以下社員の方々にこの場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

 

参加者:菅原、上田、藤本、有田、中山、河合、中島、渡辺洋、吉崎、右山、井口、田中、井上、井野、西、西山、福井、山口、椿、宮本、宇治、樋口、岡村、渡辺裕、原田、江頭、岡、久保、吉住

 

                                 (井上真樹)


 熊歯会報H24年11月号掲載済み